2025年5月15日 17:34 ☀
本当はルンルンキラキラな
美容とかのネタにしたいんだけど、
どうも私の頭の中には
仕事の話題しかない〜悲。

とりあえずネイルの写真でも貼っておきます♡
今日のBLOG内容は
私自身も自分で会社をはじめて学んだ
大事なことを書いておきます。
(次回はキラキラしたネタにしよう🔥)
激安なお弁当屋さんの大罪
ある日たまたまTVを見ていて、
オフィス街にあるお弁当屋さんの
特集番組をみかけた。
そのお弁当屋さんは
毎日大行列が出来るほどの
大人気のお弁当やさん。
もちろん味も良いのだろうけど、
何よりもすごいのはお弁当が
“激安”
だということ。
私はそれを見て怒りを覚えたんですよ。
その店主さんとそれを放送してる番組に。
採算どがえしで
お店を切り盛りするお弁当屋さんを
美化するテレビの放送。
激安を
正義にするな
一般消費者としては
激安って嬉しいですよね。
その激安お弁当屋さんが
大行列になるのも納得はできる。
でもさ、
嬉しいのは2人だけなのよ。
安く手に入れることができたお客さんと、
安い安いと賞賛してもらえる店主、
だけ。
いやいや、
従業員の雇用も生んでるし、
仕入れも規格外などのもので
仕入値を抑えて自分の利益も少なくしている
ってことだったとする。
でもそのお弁当屋さんには
アルバイトスタッフもいて、
そのお弁当に入っている食材には
沢山の生産者も関わっているはずで、
絶対に2人どころじゃない人数の人が
かかわってそのお弁当は作られ
販売されているハズで、
適正な値段でお弁当販売すれば、
スタッフや生産者の人が
もっとお金を受け取れたのでは…?
激安なお弁当を買って喜んでいるあなた!
あなたのお給料が少しでも
上がったら嬉しくはないですか?
そのお弁当が
誰かの同じ思いを壊しています。
それだけではなく、
一般的な値段でお弁当の販売をしてる
他のお店も苦しめる。
平均的な人件費を出して、
規格外とかではない
適正価格の材料を仕入れて、
決してぼったくりの値段ではないのに、
お客さんからは激安のお弁当やさんに比べて
「なんでこんなに高いの?」と言われる。
そんなこと言われたら
なんのために商売をしているんだろう、、、
他店で正規の値段でお弁当を販売している
お弁当屋さんは
そんな風に感じちゃいますよね。
小規模事業者こそ値段の責任を意識するべき
あ、ちなみにこの話は
小規模事業者に限った話です。
というのも、大手は大量生産という工程で
最大限に効率化がすすめられているので、
如何様にも値段は抑えられるので話は別。
とはいえ少し話は脱線するかもしれないけど
これは小規模、大規模拘らずな話で、
今資本主義の中で勝てているのは、
下請けにほぼ利益のない安い金額で仕事させて
自身はちゃんと利益を取っているような会社。
その様な会社は成長を遂げている中で、
そんな大成長を遂げている会社の
下請け会社もさぞ儲かっているんだろう
と思いきや、
なぜか潰れていく下請け会社が発生する。
その下請け会社が潰れてもまた
その次代変え会社がいる、
を繰り返している。
あまり取り上げられないから
目立たない話題だけれども
資本主義の競争の中では
そのような誰かが苦しむ方法を取らないと
勝てないことが多すぎる。
でも、
気持ち悪いんだよな〜そういうの。
とか思ってしまう私は
資本主義の中の競争では
負け組なんだろう苦笑
話が脱線したので戻ります。
私はどうしてるか?
じゃああなたはどうなの?
というところだけども、
ものづくりをしている私自身は、
今の仕事では
工場さんの言い値で高額な工賃で
仕事してもらっているわけではなく
(工場さんすみませんね🙏)
これまでの経験を踏まえて
価格が高い場合には原因を確認して
依頼内容の変更や交渉をする。
それぞれの作るアイテムや数量によって
得意な工場さんに依頼をするなど、
常識の範囲内での価格で
仕事の依頼をするように
しているつもりです。
小ロット生産の場合は
完全に取引先各社に
協力してもらう立場になるけど、
通常ロットの場合はしっかり値段交渉もする。
でも目が点になるような依頼はしない。
仕事を
受けるも出すも
持続可能な金額で
っていうのが
私の仕事する上での
スローガンw

なので
お仕事が沢山あるなしのタイミング問わずに
せっかくいただいたご依頼であっても
あまりにもこちらが苦しむような条件の案件は
さっとお断りしています。
頑張ってどうにか!とかする気
全然ありません。キッパリ。
生産に関わる私以外の全員の
貴重な人生の時間を食いつぶしたくないので。
たまに仕事依頼のマッチングサイトで
「高品質、小ロット、低コストで生産希望」
という依頼案件が掲載されてるけど、
商品作りより先に
知ること学ぶことがありますよ
と内心思ってしまう。(お局でごめんね。)

可愛いむーたんの写真でなごませてと。☕
気づいたこと:敵は無知な他者
この件で気づいたことがある。
小規模事業者にとっての敵とは?
それは競合他社でなく、
無知な他者だということ。
敵は競合他社ではないのよ。
競合他社だなんてむしろ仲間よ~。
だって同じようなサービス内容で、
同じような価格で
展開してくれてるんだもん!
それよりも、
お客さんからの賞賛を受けたい
という自己満足や
一時的でも注文をたくさん受注したい
という行動で価格崩壊を起こしている
無知な他社の方が、
まわりで健全な価格で商売をしている
人にとっては
よっっっっぽどか商売の敵なんだわ。
ハンドメイド作家さんにも当てはまる話
小規模事業者にとっての敵は「無知な他者」
これ小規模事業者だけでなく
ハンドメイド作家さんでも当てはまるよね。
自分の作品に、
材料費などの経費に加えて
自分自身の人件費をちゃんと入れて
プライドを持って価格設定している
ハンドメイド作家さんと、
「自分の手作りでお金もらうだなんて
申し訳ないし〜」
で破格の値段設定をしている
ハンドメイド作家さんと。
価格破壊されて嘆いている
ハンドメイド作家さんの
投稿見かけると共感しかない
ほんと、
小規模事業者にとっての敵は
「無知な他者」
ちなみに、話脱線しますが
「ハンドメイドってなんで高いの!?」
っていう声に、私が勝手にアンサー。
当たり前だろぉぉぉ~!
自分で同じ作業やってみなよ
何時間かかると思ってるの?
「高い」って言われて
どういう気持ちになるか
想像してみて!
自分がたとえばアルバイトするとして
100円でも時給下げられたくないでしょ?
人様が作ったものに、
高いなんて言っちゃだめよ~
…な〜んちゃって。
私も昔は全然普通に工場さんに
「高い高い」って言ったこと沢山あります。
いやいや、発注者なら
絶~対に言っちゃいますよね
仕事に一生懸命な人ほど
言ってしまうハズなんですよ。
(自分で自分をフォロー。)
工場さんには
本当に申し訳ございません。m(_ _)m
私自身も、
自分で事業をしていく中で気付き
考えと態度を改めた次第です…。
さいごに
小規模事業者にとっての敵は
「無知な他者」
共感しかない方は、
お互いプライドと誇りは捨てずに
共に日々精進しましょ♡
気づいてなかった方はぜひ、
少しでも気づきのきっかけになれば
幸いです。


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